「水滸伝」(東京ステーションギャラリー)レポート。中国の物語から日中の美術へ、広がる豪傑たちのイメージ
概要
東京ステーションギャラリーにて、中国四大奇書の一つ『水滸伝』に焦点を当てた展覧会「水滸伝」が2025年9月19日から11月8日まで開催されている。本展は大阪市立美術館の90周年記念展として始まり、東京に巡回した。『水滸伝』は明代に生まれた長編小説で、宋江を首領とする108人の豪傑が梁山泊に集結し権力に反抗する物語である。展覧会は全5章で構成され、第1章では歌川国芳の浮世絵、第2章と第3章では北宋から清に至る中国美術、第4章と第5章では江戸から現代までの日本美術を通して、時代を越えて広がる豪傑たちのイメージに迫る。企画を担った大阪市立美術館の八田真理子は、北宋を中心とした中国美術、特に絵画や陶磁器を日本で見る機会が少ないと述べ、本展を通じて紹介したかったと語った。
(出典:Tokyo Art Beat)