東急財団が新たな美術賞を創設。アーティストと地域文化を支える担い手を発掘・育成
概要
公益財団法人東急財団は、新たなアート・アワード「東急財団 美術賞」を創設し、2026年11月30日まで応募を受け付けている。先駆的な創作を行うアーティストを対象とするA部門と、地域の文化力向上に取り組むキュレーターやプロデューサー、教育者などを対象とするB部門の2部門で構成され、年齢や国籍の制限はなく、日本を拠点に活動していれば個人・団体を問わず応募可能だ。受賞は両部門合わせて5件ほどを予定し、各受賞者には200万円が贈られる。
この賞は、1990年設立の五島記念文化財団による「五島記念文化賞新人賞」の終了を受けて始まった新たな芸術・文化事業の柱の一つで、東急元会長・五島昇の理念と財団の設立趣旨に基づいている。B部門では、アートを通じて地域やアーティストの創造性を支援してきた人々が対象となり、その活動が社会とどう向き合い、現代社会の課題や価値観の変化を反映しているかが評価される。
選考は2段階で、2027年1月に書類による一次選考を行い、通過者は3月にオンライン選考に臨む。受賞者は2027年7月に渋谷ヒカリエ8階の8/COURTで授賞式が行われ、A部門はBunkamura Gallery 8/で作品展示、B部門は公開プレゼンテーションを行う。選考委員は池田佳穂、宮永愛子、宮本武典、山出淳也、寄本健の5人だ。
(出典:ARTnews JAPAN)