帝国ホテルプラザ 東京跡地に「NOT A MUSEUM」が誕生へ。NOT A CITYが約4年間限定で展開、SKWATと協働
概要
NOT A HOTELを展開するNOTA株式会社グループのNOT A CITY株式会社(代表取締役CEO:大森みどり)が、帝国ホテル 東京における暫定利用プロジェクトとして、カルチャーの複合空間「NOT A MUSEUM」を始動する。2027年夏の開業予定で、舞台は建て替えに伴い解体を控える帝国ホテル 東京 タワー館。2024年3月に営業終了した「帝国ホテルプラザ 東京」跡地を中心に、タワー館1階から4階までの約2000坪を利用し、2031年3月までの約4年間展開される。コンセプトは「CULTURE, IN THE MAKING.」で、アート、ブック、ミュージック、ファッション、シネマなど異なる文化が混ざり、試され、変化していく場所を目指す。企画・プロデュース・運営はNOT A CITYとSKWATが共同で手がけ、空間設計はDAIKEI MILLSとNOT A HOTEL ARCHITECTSが担当。SKWATの中村圭佑は、建物が積み重ねてきた「時間」を重要資産と位置づけ、約40年の歴史を持つ場所を読み替えながら新たな文化へ接続する考えを示す。帝国ホテル側も歴史を継承しつつ新たなカルチャー発信への期待を寄せる。NOT A CITYは2025年設立で、余白や役割を終えた建物に新たな使い方を与え「場所の可能性」をひらくことを掲げ、大森みどりは「都市にとっての本質が文化。それが街に根差し、育っていくようなものを目指したい」と語った。NOT A CITYはNOT A HOTELやNOT A HOUSE、NOT A GARAGEなどを連携させた街づくりを構想し、三菱地所と有楽町駅前で進める「JAPA VALLEY TOKYO」も2027年春開業予定。約4年間の空白を文化の時間へ転換する本プロジェクトは、終わりが定められた場所だからこそ生まれる文化と都市への根付きを占うものとなる。
(出典:美術手帖)