【大河ドラマ 豊臣兄弟!】第38回「和を以て、大和をなす」回想 城下町振興に心血注いだ秀長 「筆」は奈良の名物 日本美術史のスーパースター狩野永徳 ついに登場した「豊臣」
概要
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」第38回「和を以て、大和をなす」では、天正13年頃、本拠地・大和郡山の商業振興に心血を注ぐ秀長と家臣団、新時代に商機を見出す市井の人々が描かれた。秀長は織田信長に倣って「座」の廃止を進め、奈良の商人たちを郡山に誘致しようとしたが、既得権益を持つ寺社や商人の抵抗に遭い、強権的な政策も用いて城下町を整備していった。奈良の筆屋・才蔵は、同業組合のカルテルに反発して郡山で独立し、茶人・千宗易の紹介で絵師・狩野永徳と出会う。永徳の要求に応えた高品質の筆「えいとくふで」は、秀吉の聚楽第を飾る作品にも使われ、飛ぶように売れた。記事は、奈良筆の歴史や、筆の材料となったヤクの毛が兜の飾りとして珍重されたこと、狩野永徳が桃山時代を代表する天才画家であり、織田信長や豊臣秀吉に重用されながら48歳で亡くなったことなどを解説。さらに、秀吉が後陽成天皇から「豊臣」姓を下賜され、新たな氏を創設した画期的な出来事にも触れ、ドラマ内で秀吉が「万民を豊かにする」という意味を込めたと語る場面を紹介している。
(出典:美術展ナビ)