飯沢耕太郎|写真遊歩14──眼から眼へ(2026年7月〜2026年9月)
概要
写真評論家の飯沢耕太郎による連載「写真遊歩」の第14回は、2026年7月から9月に開催された写真展や刊行された写真集を綴る。冒頭では中井菜央の写真・エッセイ集『ゆれる水脈』と写真集『海の緒』に触れ、写真の世界が大きく変わりつつある予感を語る。続いて、佐藤時啓のキヤノンギャラリーSでの個展、エリザ・エーメリーの「Atode Ne」展、林ナツミのAIを用いた写真集『THE GIRL』、第42回東川町国際写真フェスティバルと写真の町東川賞受賞作家作品展、世田谷美術館の「MEMORIES OF WEST AFRICA」展、佐内正史の個展「佐内さん」とデビュー作『生きている』の復刊、宇井眞紀子のアイヌを撮り続けた「ankoraci」展、寺田真由美の「不在の存在」展、東京都写真美術館の「複製される感性─森山大道」展、鈴木のぞみの「Looking Through Glass」展、中井菜央「海の緒」展、蜷川実花展「はじまりの光」、ときたま「赤新宿 黒新宿」展などを順に論じている。多様な写真表現の現在と、作家たちの新たな展開を紹介する内容である。
(出典:artscape)