「きいちのぬりえ」の蔦谷喜一、未公開の肉筆画34点が初公開。NANZUKAで個展開催
概要
東京・渋谷のNANZUKAで、戦後日本の少女文化を象徴する「きいちのぬりえ」の生みの親、蔦谷喜一(1914〜2005)の個展「蔦谷喜一個展 ~曽田コレクション~」が10月24日から11月28日まで開催される。蔦谷は1914年に東京・築地で生まれ、高畠華宵や山川秀峰に影響を受け、川端画学校で日本画を学んだ。1940年に「フジヲ」の名でぬりえ制作を始め、1947年から「きいちのぬりえ」が駄菓子屋などで販売され爆発的人気を得た。彼の独特な少女像は戦後日本の少女文化に重要な足跡を残した。1960年代に人気は下火になったが、1970年代にリバイバルブームが起こり、2002年には村上隆キュレーションのパリのカルティエ現代美術財団での「Coloriage」展で再評価された。今回の個展では未公開の肉筆画34点が初公開される。
(出典:美術手帖)