影山幸一|作者不明《ラクダと御者》珍奇さと面白さ──「鎌田由美子」
概要
本記事は、影山幸一による連載「探究」の第2610回で、メトロポリタン美術館所蔵の作者不明《ラクダと御者》(1550〜75年頃)を詳しく探究する。慶應義塾大学経済学部教授の鎌田由美子氏(イスラーム美術史)へのインタビューを通じ、細密画の見方、コンポジット・ペインティングの特徴、ペルシア絵画の複製文化、イスラーム美術とヨーロッパ美術の交流、さらにアルチンボルドから歌川国芳への影響までを論じる。ラクダが多様な生き物や人間で構成される珍奇さと面白さが、ペルシアやインドで人気を博した理由を明らかにする。
(出典:artscape)