【開幕】「テート美術館 ターナー展──崇高の絵画、現代美術との対話」 ターナーの「崇高」を現代から読み解く 国立西洋美術館で2027年2月21日まで
概要
国立西洋美術館(東京・上野公園)で「テート美術館 ターナー展──崇高の絵画、現代美術との対話」が2026年10月24日から2027年2月21日まで開催されている。世界最大のターナー・コレクションを誇るテート美術館から、油彩画や水彩画など80点以上が来日。風景画の巨匠J.M.W.ターナーが追究した「崇高」をキーワードに、彼の作品をテーマごとに再編し、オラファー・エリアソン、ヴォルフガング・ティルマンス、マーク・ロスコ、バーネット・ニューマン、ケイティ・パターソン、コーネリア・パーカー、リチャード・ロング、ハワード・ホジキン、オトリス・グループら現代アーティストの作品と併置することで、時代を超えた対話を試みる。展覧会は「暗い部屋」「はじまりの歩み、英国の風景から」「山々の内部へ」「歴史的崇高」「崇高の都市、ヴェネツィア」「荒れた海」「黙想、海と空を見つめつつ」「根源的崇高 後期ターナーという問題」の全7章で構成され、ターナーの画業を多角的に読み解く。また、ターナーに影響を受けた日本の近代画家・栗原忠二の作品も紹介され、日本におけるターナー受容にも光が当てられる。気候変動や脱植民地化など現代の諸課題につながるターナーの絵画の可能性を考える機会となる展覧会だ。大阪中之島美術館では2027年3月13日から6月27日まで巡回予定。
(出典:美術展ナビ)