『ひつじのショーン』美術監督が語るセットデザインの裏側
概要
英国アードマン・スタジオのストップモーション・アニメーション「ひつじのショーン」は、手作りの人形とセットを一コマずつ動かして撮影され、CGにはない温もりを持つ。創設50周年記念の最新作「映画 ひつじのショーン かぼちゃ畑の怪物!」では30人のアニメーターが47のセットを使い、1261カットを撮影した。美術監督マット・ペリーは、牧場主のレンガ造りの住まいについて、代々受け継がれてきた家具や先祖の写真、昔ながらの壁紙など「グランマシック」なスタイルに、時代に取り残された牧場主の背景と英国のカラー・シットコムへのオマージュを込めたと語る。美術チームは木材をワイヤーブラシやバーナーで古びさせ、壁紙にヤスリやパウダーで年月を表現するなど、細部に時間の痕跡を刻む手作業を重ねている。新作ならではの見どころとして船のセットを挙げ、『ザ・パイレーツ! バンド・オブ・ミスフィッツ』への遊び心あるオマージュも散りばめられている。
(出典:ELLE)