2人一組で表現 城ホールで総合美術展
概要
和歌山文化協会主催の「総合美術展」が10月30日、和歌山市七番丁の和歌山城ホールで始まった。11月2日まで。同会には約270人が在籍し、県内外で幅広い分野で講師活動をしている。華道部員と他の分野の会員が2人一組になり一つの世界をつくり上げる全国的にも珍しい展示で、今年で73回目。生け花に書や絵、俳句、写真、陶芸、染め物などがコラボレーションした40組を展示する。小型ロケット「カイロス」の打ち上げ成功を願った宮﨑泉知事の「宙」の書には、南垣内泰甫さんがランやヒペリカム、水引きなどを使い宇宙への希望を表現した生け花を添えるなど、想像力をかきたてる作品が並ぶ。森本会長は「違う分野の会員同士が交流する貴重な機会。二者がバランス良く合わさった作品が完成してうれしい」と笑顔を見せた。「夕映え―希望」のテーマで写真に合わせてガーベラを生けた華道部員の加茂徳甫さんは「ガーベラの花言葉は希望。写真に表現された人の気持ちに思いをはせながら生けました」と話した。会期中は「静と動の融合」をテーマにしたステージ発表のほか、同所や3階練習室で書道、生け花、日本画、上方舞、日本舞踊、版画、絵手紙などのワークショップが行われる。
(出典:わかやま新報)