飯田市美術博物館で「搨書」体験 田中芳男ゆかりの技法で葉脈写す
概要
飯田市美術博物館のロビーで、植物の葉にインクを付け紙に写し取る「搨書」を体験するワークショップ「田中芳男にちょうせん~『搨書』(こすり出しお絵かき)体験~」が開かれている。同館の特別展に合わせて会期中の土曜・日曜に開催され、飯田出身の博物学者・田中芳男が植物記録に用いた技法を、飯田城下町サポーターの指導で体験できる。参加者はアジサイやカエデなどの葉を選び、裏側にインクを付けて習字紙を重ね、ばれんでこすって葉脈や輪郭を写し出す。インクの色も自由に選べる。学芸員の織田顕行さんは、写真撮影が容易でなかった時代に植物を原寸大で精密に記録できた技法を通じ、田中の功績や生きた時代を理解してほしいと話す。10月24日には午前中だけで47人が参加し、親子で相談しながら作品作りに取り組む姿が見られた。今後の開催日は10月31日、11月1日・7日・8日・14日・15日で、時間は10時~12時と13時30分~16時、申し込み不要。
(出典:飯田経済新聞)