artscape編集部|カタログ&ブックス|2026年10月[近刊編]
概要
artscape編集部が、2026年9月から10月にかけて刊行される展覧会カタログおよびアート・デザイン関連の近刊書籍8冊を紹介している。ラインナップは、サン・ピエトロ大聖堂のドームを倒壊の危機から救った数学者と教皇を描くノンフィクション「ミケランジェロのドームを救え」(ウェイン・カレイジャン著、飛ヶ谷潤一郎訳、鹿島出版会)、中世から近代のフランス美術を通じて美術史の基礎を学ぶ東京大学の人気講義を書籍化した入門書「イメージの歴史をつむぐ 1 中世~近代のフランス美術」(松井裕美著、東京大学出版)、人類学の視点から考古学の営みを捉え返す「考古学その日その日」(吉田泰幸・ジョン・アートル・松田陽編著、以文社)、洞窟壁画からスマートフォンまでスクリーンの二重性を人類史的スケールで論じる「スクリーンの人類学へ」(マウロ・カルボーネ+グラツィアーノ・リングァ著、近藤耕人+西村和泉訳、水声社)、ルネサンスから現代までのダンスの近現代史を文化・思想・経済・技術の観点から解剖する「ダンスの美学」(木村覚著、フィルムアート社)、紀元前から現代までの4000年にわたるアートとデザインの系譜を偉人たちの功績でたどる「表現者たち」(松田行正著、左右社)、民具や雑貨を50万点超収集した油谷満夫へのインタビューを通じて蒐集とアーカイブの在り方を考える「蒐集がアートになるとき」(服部浩之著、秋田魁新報社)など、建築、美術史、考古学、映像人類学、舞踊史、デザイン史、コレクション論と幅広い分野に及ぶ。
(出典:artscape)