2人の女性現代美術作家が国の有形文化財に滞在し制作活動 漆の新たな表現法探る/京都府福知山市(両丹日日新聞)
概要
京都府福知山市の有形文化財「茂照庵」(桐村家住宅)で8月から、日本人の谷沢周子さん(27)とスウェーデン人のテリアス・ノールグレンさん(34)が滞在し、漆を現代美術に取り入れた作品の制作に取り組んでいる。2人は3年前にドイツの美術大学で出会い、漆への関心を共有。帰国後、谷沢さんは現代美術に漆を取り入れる共同制作の場を探し、母親の友人で福知山出身の古村理加さんの提案で、漆の卸問屋でもあった茂照庵をアトリエとして利用することになった。NPO法人丹波漆の協力で漆掻きの現場も見学し、「時間」をコンセプトに作品を制作。テリアスさんは「漆を使った作品は時間がかかり複雑だが、それが魅力」と語る。2人は10月まで滞在し、10月8日から11日まで神戸市の「キャップハウス」で展示会を予定。地域住民との交流も深めており、小林伸輔さんは「新たな刺激や活気をもたらしてくれている」と喜ぶ。古村さんは「学生やアーティストが拠点にし、文化を育む場所になれば」と期待を寄せる。
(出典:Yahoo!ニュース)