高木由利子「chaoscosmos vol.3 — visible viscosity 可視化された粘性 —」開幕レポート。写真は「見えない自然」をどう写すのか?
概要
高木由利子の写真展「chaoscosmos vol.3 — visible viscosity 可視化された粘性 —」が2024年10月8日に東京・表参道のGYRE GALLERYで開幕し、11月29日まで開催される。この展覧会は、高木の「chaoscosmos」プロジェクトの第3弾で、自然現象をレンズを通して観察する作品群を紹介する。高木は武蔵野美術大学でグラフィックデザインを、英国のトレント・ポリテクニックでファッションデザインを学び、写真家として世界各地で衣服や人体を通して人の存在を撮影してきた。今年春にはBunkamura ザ・ミュージアムで「Threads of Beauty 1995–2025」を開催した。「chaoscosmos」はカオスとコスモスを組み合わせた造語で、高木は自然現象を撮影するうちに、これらが相反するものではなく、同時に存在し関係性を持つと感じるようになった。シリーズの第1弾「icing process」では水の氷結を、第2弾「sakura」では桜を撮影し、今回の第3弾では粘性をテーマにしている。
(出典:美術手帖)