何を価値と呼ぶのか。「経済」の意味を問い直す、第18回リヨン・ビエンナーレ
概要
第18回リヨン・ビエンナーレは、1991年にティエリ・ラスパイユによって創設され、現在はイザベル・ベルトロッティが芸術監督を務める。今回のゲスト・キュレーターはキャサリン・ニコルズで、テーマは「Passer d’un rêve à l’autre(ある夢から別の夢へ)」。ヴァルター・ベンヤミンの『パサージュ論』やロベール・フィリウの「詩的経済」に触発され、貨幣や市場に限定されない経済の姿を探る。約800万ユーロを投じ、42の国・地域から120名/組のアーティストによる400点の作品を展示。鑑賞者は旧市街のトラブールを通り、macLYON、織物装飾芸術博物館、レ・グラン・ロコへと巡る。移動自体が作品体験となり、境目や敷居をまたぐことで経済や価値を再考する。
(出典:美術手帖)