市原湖畔美術館で「河口龍夫 関係─無関係 湖畔にて」が開催。房総のアトリエで制作された未発表作も登場
概要
千葉の市原湖畔美術館で、河口龍夫の個展「河口龍夫 関係─無関係 湖畔にて」が10月17日から12月20日まで開催される。河口は1940年兵庫県生まれで、多摩美術大学卒業後、見えるものと見えないものの関係性をテーマに国内外で活動。本展は市原湖畔美術館の建築空間と高滝湖の環境に応じた新作インスタレーションと、房総のアトリエで育まれた未発表作品を中心に構成される。新作は湖を望む展示室や個性的な構造を取り込み、光や風景、空間が作品と静かに呼応する場を立ち上げる。未発表作では身近な生物の営みや脈動、積み重なる時間に焦点を当て、小さな命の時間からジュラ紀や宇宙にまで連なる広大な時間を見つめる。また、美術評論家・中原佑介へのオマージュの側面も持つ。関連イベントとして社会学者・大澤真幸との対談「現代芸術の使命」も開催される。
(出典:美術手帖)