一滴から広がっていく世界。福本健一郎の近作──バイオモルフィックな絵画の試み(文:新畑泰秀)
概要
福本健一郎の個展「世界は一滴の」が東京・代官山のAKIINOUEで11月8日まで開催されている。1986年生まれ、広島出身の画家で、東京藝術大学大学院を修了後、東京を拠点に活動。植物や水、土、苔などの身近な自然の視覚的イメージに没入する感覚を制作の起点とし、バイオモルフィックな抽象形態を描く。幼少期の祖父の菊栽培の体験や、シンガポール留学時の熱帯植物との出会い、沖縄や小石川植物園での観察が作品に影響を与えている。本展は昨年の「Project N97 福本健一郎」展に続く意欲的な個展である。
(出典:Tokyo Art Beat)