「テンジシツプロジェクト展 見えないところでも、いつも何かは起こっている」開幕レポート。私たちは世界の何を見落としているのか
概要
「テンジシツプロジェクト展 見えないところでも、いつも何かは起こっている」が東京・調布市文化会館たづくりで2026年10月15日に開幕し、会期は2027年1月24日まで。2024年に始動した「テンジシツプロジェクト」の3年間の集大成として、キュレーター小川希のもと、Aokid、飯川雄大、井口美尚、タツルハタヤマの4作家が参加。自分自身の経験や認識の外側に広がる「見えないところ」に目を向ける作品を、展示室や調布の街なかで展開する。内覧会で小川は、現代人は膨大な情報に接しながら実際には限られた範囲しか把握できていないと語り、スマートフォンから目を離し、見えていない場所でも様々な出来事が同時に起こっていることを想像できる展覧会を目指したという。タツルハタヤマは身近な雑草の生と再生の循環を不死鳥のイメージと重ね、かつて見ないようにしてきたものをモチーフにした。Aokidは調布でのリサーチに基づくインスタレーションを発表し、11月には街なかでの即興パフォーマンスやワークショップも行う。会期中には市民との共同制作作品も加わり、展示内容が変化していく。
(出典:美術手帖)