「ART TAIPEI 2026」が10月30日開幕。127ギャラリーが集結、日本の現代アートに焦点を当てた新セクションも
概要
台湾を代表する国際アートフェア「ART TAIPEI 2026」が、10月30日から11月2日まで台北世界貿易センター展示ホール1で開催される。第33回となる今回のテーマは「共生(Symbiosis)」で、台湾から66、海外から61の計127ギャラリーが出展する。日本からは村上隆が設立したKaikai Kiki Galleryが数年ぶりに参加する。
注目のひとつは、2008年以降の日本のアートシーンに焦点を当てた特別セクション「Turning the Frown Upside-Down」だ。東京拠点のMISAKO & ROSENのJeffrey Ian Rosenがキュレーションを担当し、日本の主要ギャラリーやインディペンデント・アートスペース、実験的なアート団体が参加する。フェア全体のテーマ「共生」では、テクノロジーの急速な発展を背景に人間と技術の関係性を問い直す作品や、東洋の水墨表現と西洋の抽象表現を横断する試みなどが展開される。また、ブースを「一時的な美術館」へと転換する展示も予定されている。さらに、公式ウェブサイトにAIを活用した来場者向けデジタルアシスタントを初導入し、多言語で情報を提供する。
フェアに先立ち、10月24日には「速度(Velocity)」をテーマに掲げる「Taipei Art Week 2026」が開幕する。台北市内の80以上のギャラリー、美術館、アート機関が連携し、展覧会や特別プログラムを展開する。10月27日には台北市立美術館で国際フォーラム「Curating Now: Responding to the Present」を開催。Eva Linをモデレーターに、Russell Storer、Binna Choiが登壇し、現代アートをめぐる国際的なネットワークやキュレーションのあり方を議論する。
(出典:Tokyo Art Beat)