国立国際美術館で特別展「コトバの重なる場所」が開催。言語や文化が交錯する「コンタクト・ゾーン」から歴史と記憶を見つめる
概要
大阪・中之島の国立国際美術館で、所蔵コレクションを活用した特別展「コトバの重なる場所」が12月1日から2027年3月14日まで開催される。担当は同館研究員の武本彩子。翻訳アプリの進化により言語の壁が下がる一方、言語は単なる意思疎通の道具ではなく、文化や芸術を形づくり思考を揺り動かす力を持つ。本展では、異なる言語や文化が出会う「コンタクト・ゾーン」を切り口に、写真や映像作品を通じてアジア諸地域を見つめる。植民地拡大や戦争、国家間対立による分断を経験した地域の特異な歴史を手がかりに、現在の在り方を考察する。出品作家は平敷兼七、下道基行、ツァオ・フェイ、前田藤四郎、村岡三郎、山城知佳子、上原沙也加、小泉明郎、イリヤ・カバコフ、北島敬三、ナタリア・パパエヴァ、ムン・キョンウォン&チョン・ジュン、竹川宣彰、今津景、ホー・ルイアン、キャリー・ヤマオカ。
(出典:美術手帖)