志賀理江子 なぬもかぬも @ 青森県立美術館
概要
青森県立美術館では、開館20周年と東日本大震災15年にあわせ、宮城県在住のアーティスト・志賀理江子による過去最大規模の個展「志賀理江子 なぬもかぬも」を2026年10月31日から2027年3月14日まで開催する。志賀は1980年愛知県生まれで、2008年に宮城県名取市北釜地区へ移住し、地域のカメラマンとして活動しながら写真シリーズ〈螺旋海岸〉を発表した。本展のタイトル「なぬもかぬも」は三陸沿岸部の方言で、使う人や環境により意味がひらく言葉だという。展覧会では、志賀が震災前後から拠点とする「東北」への洞察から生まれた写真や映像、テキスト、インスタレーション作品を新旧織りまぜて紹介する。2012–2013年の〈螺旋海岸〉以降の作品群から、架空の人物「褜男」に託した2025年の《なぬもかぬも》を再構成するほか、2022年の《あの夜のつながるところ》と2022–2023年の《風の吹くとき》を本展用バージョンで紹介し、完全新作も展開予定である。会期中には「東北」「エネルギー」「核」「イメージ」をテーマにしたトークイベントや、石巻のスタジオ「ENA」とつながりのある人々の拠点による物販も行われる。
(出典:ART iT)