「デュエット――アジアン・コンテンポラリー」(東京都写真美術館)開幕レポート。日中6名の現代写真・映像が響き合う
概要
東京都写真美術館で「デュエット――アジアン・コンテンポラリー」展が2027年1月17日まで開催中。中国と日本の6名のアーティストによる写真・映像作品を紹介するグループ展で、2018年の「愛について アジアン・コンテンポラリー」に続くシリーズ第2弾。学芸員の伊藤貴弘と三影堂厦門撮影芸術中心のテン・チンユンが共同企画し、中国の4作家は日本の公立美術館で初紹介となる。タイトルの「デュエット」は二重奏を意味し、土地と歴史、自己と他者、過去と現在など複数の視点の交差から生まれる関係性に着目。出品作家は村越としや、ワン・トゥオ、スイ・タカ、ルオ・ヤン、ジャン・ポンイー、fumiko imano。村越は福島の震災前後の風景を通じて写真の二重性を問い、ワン・トゥオは映像連作「The Northeast Tetralogy」から2作品を上映し、中国東北部と北東アジアの歴史的つながりを描き出す。
(出典:美術手帖)