山梨県北杜市の2会場でSIDE COREによる展覧会「Hokuto Road Side」が開催。新作も登場
概要
アートコレクティブSIDE COREによる展覧会「Hokuto Road Side」が、山梨県北杜市の清春芸術村とGASBON METABOLISMの2会場で共同開催される。会期は11月14日から2027年2月28日まで。本展は「道」や「移動」を手がかりに、東京と山梨をつなぐ道路や物流、山間部の自然環境や人々の生活に目を向け、北杜という土地を起点に異なる地域をつなぐ表現の可能性を探る。SIDE COREは2012年より東京を拠点に活動し、ストリートカルチャーの思想を参照しながら都市の死角や隙間を舞台に作品を制作してきた。東日本大震災を契機に都市の他地域依存を認識し、近年は「ストリート」を地域間をつなぐ表現運動として捉え直している。清春芸術村では「Twilight Objects」と題し、路上の光をテーマにした新作シリーズを発表。車のライトや反射素材など日常の光に着目し、手吹きガラスで変形させた一升瓶を通じて規格化された機能を問う《a temporary state》や、路上で役目を終えた布を組み合わせた《tarp-estry》などを展示する。GASBON METABOLISMでは「Check the Dam」と題し、北杜市山間部の砂防ダムをめぐる映像作品と立体作品の新作シリーズを公開。砂防ダムが人の暮らす地域と険しい自然の結節点であることに着目し、木材を屏風状に組み合わせた《wood book》や、現地リサーチに基づく映像作品《check the dam》を紹介する。
(出典:美術手帖)