第9回横浜トリエンナーレ、テーマ発表
概要
2026年11月4日、横浜トリエンナーレ組織委員会は2027年4月23日開幕の第9回横浜トリエンナーレの展覧会タイトルを「クジラのねむる場所、竜宮からのたより」に決定し、コンセプトとキービジュアルを発表した。アーティスティック・ディレクターのコスミン・コスティナシュとインティ・ゲレロは、深海生物リュウグウノツカイとホエールフォール(鯨骨生物群集)の二つのモチーフを手がかりに、死から生命が育まれる沈降の動きを本展の中心的メタファーと位置づけた。本展は港を着想源とし、マニラ・ガレオン貿易や電信網、現代のインターネットやAIなど情報伝達の歴史を巡りながら、今日の世界の危機と深淵に芽吹く未来への希望を探る。会場の横浜美術館はクジラの身体に見立てられ、グランドギャラリーがその体内や巨船の躯体に変えられる。キービジュアルはベルリンのStudio YUKIKOがデザインし、螺旋文字や化石風ロゴ、深海を表す青と深紅にコーラルレッドと緑を組み合わせた色彩で、暗い深海から生まれる希望や新たないのちを表現している。会期は2027年4月23日から9月12日まで。
(出典:ART iT)