往復書簡:クリストファー・リューピング×川上未映子。愛や孤独、親密さへの欲望を描く舞台『渇望』をめぐって
概要
今秋、東京芸術劇場を中心に開催される「舞台芸術祭『秋の隕⽯2026東京』」で上演される『渇望』は、ドイツ語圏で注目される演出家クリストファー・リューピングがサラ・ケインの戯曲『CRAVE(渇望)』を演出する作品である。リューピングは原作の4人の俳優に加え、5人目の「反応する存在」を舞台上に配置し、その表情のみをスクリーンに映すことで、観客の見る位置を二重化する。日本初演を前に、Tokyo Art Beatはリューピングと小説家・川上未映子の往復書簡を掲載。川上は『渇望』を英語字幕で鑑賞した感動を伝え、サラ・ケインを演出する理由、ヴィプケ・モレンハウアー演じる5人目の役の存在、演じることとテキストの関係について3つの質問を投げかける。本記事は、演出家と小説家の親密で刺激的な対話を通して、愛や孤独、親密さへの欲望を描く舞台の核心に迫る。
(出典:Tokyo Art Beat)