「杉本博司 絶滅写真」(東京国立近代美術館)レポート。銀塩写真の終わりに立ち会う、21年ぶりの大規模個展
概要
東京国立近代美術館にて、現代美術作家・杉本博司の大規模個展「杉本博司 絶滅写真」が開催されています。国内の美術館で写真作品を主体とした個展が行われるのは、2005年の森美術館以来21年ぶりとなります。
本展では、デジタル移行によって失われつつある写真の「証拠能力」に着目し、銀塩写真約60点を展示しています。杉本は「デジタルは嘘をつき、写真は嘘をつかない」と述べ、半世紀にわたる自身の活動の底流にある「絶滅」という主題を提示しています。初期作品から最新作までを3つの章に分けて構成し、写真表現の可能性を追求し続けてきた作家の軌跡を辿ります。
(出典:Tokyo Art Beat)