Communion @ KAG
概要
岡山県倉敷市のギャラリーKAGで開催のグループ展「Communion」は、「交わり」や「聖体拝領」を意味する言葉を、他者との関係を結び直す営みとして再定義する。キュレーションは川上幸之介が手がけ、2026年9月13日から12月25日まで開催。家族、介護、障がい、喪失、共同制作といったテーマを通じて、個人的な経験が社会や政治とどう接続し、「ともに生きる」という問いを共有する作品群が出品される。アーティスト/ミュージシャンのA Tribe Called NoiZは、障がいのある人々との共同制作の記録を出品。飯山由貴は精神障がいのある妹と夜の街を歩く記録映像を、浦丸真太郎は性被害や障がいのある人々の性をめぐる問題を背景にした刺繍や写真、音声などのインスタレーションを展示。小杉大介は進行性の神経疾患の父をモデルにした映像作品で、他者との共生の意味を問い掛ける。佐々木健は知的障がいのある兄が集めていた硬貨と電球を描き、ソニア・リンスは姉リジア・クラークとの記憶を綴った詩的な伝記を発表する。これらはすべて、他者との親密な関係が創造を育み、社会的なつながりを再構築する可能性を示唆している。
(出典:ART iT)