韓国初のポンピドゥ・センター拠点がソウルに。「ポンピドゥ・センター・ハンファ」の建築と開館展を見る
概要
2024年6月4日、韓国ソウルの汝矣島にある63ビルの低層部に、フランスのポンピドゥ・センターとハンファ文化財団のパートナーシップに基づく「ポンピドゥ・センター・ハンファ」が開館した。既存施設を改修し、建築家ジャン=ミシェル・ヴィルモットが設計した。建物は「光の箱」をコンセプトに、半透明ガラスのファサードと水平的な帯状の構成が特徴。開館展「The Cubists: Inventing Modern Vision」では、ポンピドゥ・センターのコレクションを中心に、セザンヌから1920年代までのキュビスムの展開を時系列で紹介する。加えて、韓国独自の「KOREA FOCUS」セクションでは、20世紀前半の韓国におけるモダニズムと前衛芸術の受容も扱う。展示は絵画だけでなく、彫刻や舞台芸術への広がりにも焦点を当て、パブロ・ピカソの舞台幕作品なども出品されている。
(出典:美術手帖)