「瀧本幹也 LUNATION 朔望─海から天体を読む」(茅ヶ崎市美術館)開幕レポート。海辺の美術館でたどる、光と天体をめぐる写真表現の軌跡
概要
茅ヶ崎市美術館で写真家瀧本幹也の「LUNATION 朔望─海から天体を読む」が開幕した。この展覧会は瀧本の国内初の大規模個展であり、初期から最新作までの代表作を展示している。テーマは月の満ち欠けを表す「朔望(さくぼう)」で、会場の茅ヶ崎という海辺のロケーションや自然光が差し込む建築を活かして、地上と地下の展示室で独自の作品世界が展開されている。地上展示室には、会場入口の《EBOSHI-IWA》(2020)や、1997年のモンゴル撮影作品《MONGOLIAN TRIBE》、茅ヶ崎との関わりを示す《CHIGASAKI SEA》(2022)など、ミクロとマクロの感覚が揺らぐ光と天体にまつわる作品群が並ぶ。
(出典:美術手帖)