開館50周年記念プレ企画 コレクション1:私/行為
概要
国立国際美術館は1977年に開館し、2027年に50周年を迎えます。この節目を前に、2026年度は「コレクション展」を2期に分けて開催します。第1期は1977年の開館年から始まり、当館の開館以来の美術の動向と背景を所蔵品によって振り返ります。当館は現代美術館として「現代=コンテンポラリー」の美術に焦点を当ててきましたが、コレクションには「近代」美術も含まれています。「コンテンポラリー」は特定の時代区分を指すものではなく、「同時代の」「現在の」とも訳されます。現在「近代」と呼ばれているものも、かつてはその時代における「同時代」であり、「現在」でした。第1期「コレクション1」では、ポール・セザンヌの作品から1960年代半ばまでを対象とします。この時代の美術には、制作の主体としての「私」の確立とゆらぎ、そして制作「行為」のあり方とそれをめぐる言説の変容が見られます。当館を代表する作品群を通して、現在も再考と更新のなかにある美術の展開をたどります。出品作家にはポール・セザンヌ、ヴァシリー・カンディンスキー、パブロ・ピカソ、藤田嗣治、マルセル・デュシャン、国吉康雄、ジョルジュ・モランディ、マン・レイ、白髪一雄、郭仁植、田中敦子、ルース・アサワ、田畑あきら子などが含まれます。展覧会は2026年7月19日から11月3日まで、国立国際美術館で開催されます。
(出典:ART iT)