「共に生きるための表現」とは? 『美術手帖』2026年10月号は、「台湾の現代美術」特集
概要
本記事は、『美術手帖』2026年10月号の「台湾の現代美術」特集を紹介しています。台湾は、原住民文化、西洋や中国、日本の統治など多層的な歴史を背景に、1980年代末以降の民主化や2019年の同性婚法制化など、自律した民主社会と多文化共存を獲得してきました。こうした社会的文脈の中、台湾のアーティストたちは、ポストコロニアリズムやアイデンティティなど多様なテーマを探究し、各地で新たな美術館や芸術祭が活況を呈しています。本特集では、座談会、アーティストやキーパーソンへのインタビュー、歴史記事、研究者のコラムなどを通じて、台湾の現代美術の歩みと現在を多角的に扱います。また、日本の植民地支配が台湾の社会や美術に与えた影響と、その記憶や「脱植民地化」に向き合う現在の視点も含み、日台関係の新たな形を紡ぐことを目指しています。アーティストインタビューでは、ヒロシマ賞受賞者メル・ チン氏の新作展に向けた制作や力についても語られています。
(出典:bijutsutecho.com)