宮井和美|さっぽろ天神山アートスタジオ──13年の軌跡から考える、アーティスト・イン・レジデンスのこれまでとこれから
概要
2014年に札幌国際芸術祭の契機で開設されたさっぽろ天神山アートスタジオは、札幌市が委託し一般社団法人AISプランニングが運営する公的アーティスト・イン・レジデンス拠点です。スタジオは3階建てで、1階は市民が自由に利用できる図書コーナー、ギャラリー、ショップ、茶室、交流スタジオを備え、2階に13の滞在スタジオがあります。過去10年間で46カ国・2,866名のアーティストが滞在し、2024年度利用率は76.5%、1日860円からの低料金で中長期制作を支援しています。アーティストと市民の交流を促す「Art & Breakfast Day」や定期オープンスタジオなどの事業が特徴で、地域との深い連携を形成しつつ、持続可能な運営の課題も残しています。
(出典:artscape)