武満徹の没後30年公演「ASOBIBA TAKEMITSU 〜まだ知らない、武満徹。〜」が開催。現代の表現者たちがひらく新しい音楽の遊び場
概要
日本を代表する作曲家・武満徹の没後30年の節目を記念し、NHK音楽祭の関連企画として「ASOBIBA TAKEMITSU 〜まだ知らない、武満徹。〜」が2024年10月26日に東京・渋谷のNHKホールで開催される。本公演は「武満の音楽で、遊ぶ。」をコンセプトに、ジャンルを超える現代の表現者たちが武満の音楽に向き合い、新たな武満徹像を描き出す試みである。公演の軸となるのは、詩人・谷川俊太郎の詩と朗読、そして晩年の傑作《系図(Family Tree)》であり、これに歌曲や映画音楽を織り交ぜ、約90分の一つの物語として構成される。音楽監督はクラシカルDJ・作曲家・指揮者の水野蒼生が務め、水野電氣交響楽団が演奏を担当。演出は小栗了を迎え、音楽、歌、朗読、演出、舞台美術が交差する一体的なステージ作品として展開される。出演者は、生田絵梨花、Ichika Nito、岸田繁(くるり)、The Voices of Japan、三船雅也(ROTH BART BARON)といった多彩なアーティストが集結し、進行と朗読は坂口涼太郎が務める。武満の前衛的な側面だけでなく、親しみやすい旋律を数多く遺した「メロディメーカー」としての一面にも光を当て、原曲の魅力を大切にしながらそれぞれの感性で受け取り直した新たな表現が紡ぎ出される。
(出典:美術手帖)