【レポート】英国で受け継がれてきた日本美術の精髄とは――東京都美術館で「大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱~海を越えた江戸絵画」展 10月18日まで
概要
大英博物館の日本美術コレクションを紹介する展覧会が、東京都美術館で開かれています。会期は2026年7月26日から10月18日までで、会場は上野公園内です。本展は「プロローグ 大英博物館と「日本」をつないだ貢献者たち」「第1章 花開く江戸絵画」「第2章 浮世絵――江戸の「いま」を映す万華鏡」の3つのブロックで構成されています。プロローグでは、大英博物館の日本コレクションの形成に貢献した5人の人物が紹介されます。第1章では、江戸時代の日本画やその礎となった作品が展示されます。円山応挙の『虎の子渡し図屏風』や、狩野派の襖絵などが含まれます。特に、日英米に分かれて保存されていた4枚の襖絵が150年ぶりに再会する様子は見どころです。第2章では、浮世絵が中心です。「八大浮世絵師」の作品が紹介され、葛飾北斎の『万物絵本大全』の版下絵や、歌川国芳の『相馬の古内裏』などが展示されます。また、歌川歌麿の肉筆画や河鍋暁斎の作品も見られます。この展覧会は、大英博物館のフィルターを通して、江戸絵画を通じて日本美術を再評価する機会を提供しています。
(出典:美術展ナビ)