河鍋暁斎の親子合作《龍虎鷹山水図》を公開。湯島天満宮で「暁斎が住まう湯島」開催
概要
幕末から明治にかけて活躍した絵師・河鍋暁斎と、彼が長く暮らした東京・湯島の関係に焦点を当てた展覧会「暁斎が住まう湯島―描かれた神仏と寺社への思い―」が、湯島天満宮宝物殿で9月19日から12月13日まで開催される。暁斎は生涯59年のうち56年間を湯島周辺で過ごし、その作品には神仏への関心が色濃く表れている。本展では、湯島天満宮所蔵の《野見宿禰と當麻蹶速図》《入船図》や、毎日菅原道真を描いた《日課菅公図》など、暁斎と湯島、寺社の関係に着目した作品が一挙公開される。特に注目されるのは、高さ145cm、幅162cmの一对の衝立《龍虎鷹山水図》で、表面は暁斎が描いた《龍図》と《虎図》、裏面は息子の河鍋暁雲による《鷹図》と、娘の河鍋暁翠による《山水図》で構成される親子合作であり、文京区指定有形文化財となっている。
(出典:美術手帖)