特別展「空海と真言の名宝」(東京国立博物館)開幕レポート。空海生誕1250年の祈りと美が集結
概要
東京国立博物館で開催されている特別展「空海と真言の名宝」は、空海が唐から伝えた密教の歩みを、真言宗各派の至宝を通じて紹介する大規模な展覧会です。展示は「空海と真言密教」から「真言宗各派の彫刻と秘仏」までの4章で構成され、国宝15件を含む計88点の寺宝が公開されています。
本展では、空海の思想を支えた密教文化に焦点を当て、高野山・金剛峯寺ゆかりの秘仏《弘法大師坐像》や、空海自身の筆と伝わる国宝《三十帖冊子》などが特別公開されています。宗教史的な価値だけでなく、日本美術史を代表する名品が多数並ぶ、極めて貴重な内容となっています。
(出典:美術手帖)