編集雑記……61──風の通る丘の上で
概要
著者は札幌のモエレ沼公園を訪れた際、イサム・ノグチのマスタープランに基づく丘の頂上で風と景色の素晴らしさを体験する。この記憶を引き合いに出しつつ、同公園の学芸員・宮井和美氏が執筆した「さっぽろ天神山アートスタジオ」の記事を紹介する。同施設は天神山の丘にあり、美術館とは異なり、アーティストが制作途上のリサーチや制作を通じて市民と交流する場として13年間機能してきた。著者は、丘の上でのあの開かれた高揚感と、アートスタジオが営む活動の間に共鳴を感じ、札幌の創造気風とアーティスト・イン・レジデンスの未来について考えを巡らせている。
(出典:artscape)