舞台芸術祭「秋の隕石2026東京」
概要
2026年10月9日から11月3日まで、東京・池袋の東京芸術劇場を中心に舞台芸術祭「秋の隕石2026東京」が開催される。演劇作家・小説家で東京芸術劇場舞台芸術部門芸術監督の岡田利規がアーティスティック・ディレクターを務め、国内外13演目の「上演プログラム」、ワークショップやレクチャーなど4つの「上演じゃないプログラム」、来場者を支える「ウェルカム体制」で構成される。本記事は開幕を前に、海外拠点の作家・カンパニーによる4演目を特集する。ドイツの演出家クリストファー・リューピングによるサラ・ケイン作『渇望』は、台詞の断片からなるテキストを、沈黙する5人目の人物が観客の代わりに地獄を見る物語として構想し、10月17日から18日に上演。メキシコのアナカルシス・ラモス/ポルノトラフィコ『オカンとカネ』は、ラモスと母ホセフィナ・オルライネタが共演するドキュメンタリー・シアターで、家族の経済史とカンペチェの変容を描き、10月16日から18日に上演。コートジボワール出身の振付家ナディア・ブグレ『バーニング・ガールズ』は、アビジャンの2人の女性ダンサーがクペデカレとルカスカスを踊り、女性性やセクシュアリティを問い直すデュエットで、10月23日から25日に上演。ベラルーシ発のアヒェ・エンジニアリング・シアター『白い部屋』は、身体を物質化されたメタファーとして扱う「オプティカル・シアター」の代表作で、観客と舞台の相互作用を探り、10月31日から11月2日に上演される。各演目にはポスト・パフォーマンストークや音声ガイド、公開レクチャー、ワークショップも予定されている。
(出典:ART iT)