山川陸|内田涼 個展「水を咬む」
概要
内田涼が2026年6月12日から7月12日まで長野県の画廊BananaMoonで開催した個展『水を咬む』は、抽象的な山画と水の表現を中心に構成されている。展示室はキューブに近い構造で、壁沿いに絵画が掛けられ、2階に移動すると別の展覧会が開催されている。内田は絵具の滲みや滴りを利用し、筆の動きを形として残すことで、山の風景を抽象化しつつも視覚的に動的な印象を与えている。彼のステートメントでは、偶然性と不確定要素を取り込みながら形態を再構成することを目指していると述べており、今回の展覧会では『水』と『咬む』という語の接近が作品タイトルやテキストに反映され、観客に新たな視覚体験を提供している。
(出典:artscape)