美術展ナビ独占掲載【Rella × 沓名美和 特別対談 第3回】葛飾北斎×初音ミク コラボ展示『Polaris ―時代を超えた アイコンと絵師―』 印刷博物館で9月19日開幕
概要
現代のトップイラストレーター・Rella氏が、葛飾北斎の富士山と初音ミクなど6人のバーチャルシンガーを融合させた新作6点が、『Polaris ―時代を超えた アイコンと絵師―』展示(2026年9月19日~2027年1月11日、印刷博物館)で公開されます。本記事は、Rella氏とキュレーターの沓名美和氏による特別対談の第3回です。
対談では、近未来の公式衣装を和風にアレンジするためのRella氏の工夫が詳しく語られています。具体的には、西洋服の曲線的な装飾に対し、和装に特徴的な簡潔な直線や菱形を衣装の細部に取り入れました。また、キャラクターが自然に和の世界に溶け込むよう、露出度を下げるなどして新たな魅力を引き出しました。MEIKOのへそ出しや初音ミクのツインテール、KAITOのマフラーなど、各キャラクターのチャームポイントを波や帯の形へと変換させた点が紹介されています。
さらに、Rella氏は江戸時代の絵師・葛飾北斎への深い敬意と影響を語り、90歳にして「本物の絵師になれる」と語った北斎の言葉が自身の人生観に大きな勇気を与えたことを明かしています。商業イラストレーターとして特特徴に縛られず、あらゆるモチーフを描きたいという貪欲な姿勢と、キャラクターが存在する環境全体を描くことで絵を成立させるという創作姿勢も紹介されました。
(出典:美術展ナビ)