舞台美術の「もったいない」が原点 シアター・グリーン・ブックが導く持続可能な芸術
概要
舞台美術家の大島広子は、公演後の大道具廃棄を問題視し、英国発の環境配慮ガイドライン「シアター・グリーン・ブック」に出会い、日本語翻訳と普及に取り組む。同ガイドラインは「減らす」3原則(物の使用、移動、エネルギー)と組織的なアプローチを提案し、環境配慮を制約ではなく新たなクリエイティビティの源として位置づける。大島は紙管を用いたセットデザインで、軽量化と再利用可能性を実現し、現場のコミュニケーションや芸術性向上に貢献している。今後はアジア太平洋地域でのネットワーク構築や日本独自のガイドライン作成を進める予定。
(出典:朝日新聞)